橋本駅構内の書店の店先に、戦隊物関係のおもちゃが売られていた。
今は本屋の商品も多角化して来たな、なんて思って見ていたけれど、違う。この間行った保育園で、おもちゃ買ってぇ、と親に訴えていた子供がいた。
そう、四月というのは、子供は物が欲しくなる季節なのだ。本屋はそれを知っている。
と言う訳で、自分も最近意味も無く写真は向かって左の単眼鏡を買った。もうとっても嬉しくて、毎夜満月に近づいて来る月を眺めては天変地異の予兆を探ったりしている。
Sightron M728の見え味はと言うと、普段ファインダー越しにCanonのレンズを見慣れている目には、率直に言って色が薄い。
以前知り合いに20万円とかする双眼鏡を見せてもらった事が有るのだけど、その時感じた裸眼で見るより綺麗!見える世界が超ゴージャス! という感じにはちょっと及ばない。
しかし、歪みもにじみも少なく周辺画質も割かし良好で長く見ていても酔いにくく疲れにくい本製品は、実用品としての使い心地は良い物だと思う。
ミルスケールは面白い。たまたま自分の真上を通過したC130の長さを計ったら30ミル位だった。C130の全長は30m弱だから、自分との距離は大体1kmと言う事が分かる。
今までただ感覚的に見ていた光景がこのように数値化される事を体験して、使える言語が一つ増えたような気がした。
因みに、写真右の単眼鏡は娘ので、子供の頃叔父からのプレゼントとしてもらった物だ。もう10年以上前の物だけどいまだに視界はクリアで、問題無く使える。
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