2017/08/17

記号の組み合わせ方による混乱


学校で行われている夏期講習の授業から帰ってきた娘はスカートだけズボンにはき替えて家の中にいる。
何だろうこの架空の民族衣装感。
見慣れた漢字の辺と旁を組み替えて出来た読めない字みたいだ。

2017/08/06

郵便は文明の有り難さ


今日も速達を出した。

出したと言うか、郵便局の人がウチまで取に来てくれる。
日曜日にも電話一本で集荷に来てくれて、しかも明日には先方に届けられるという郵便制度は、大変ありがたいものだ。
こういうのを文明と言うのだと思う。

速達を出す時には、切手の下に赤い字で「速達」と表記する。
この間それを書く時に、一文字目に間違えて「達」と書いてしまった。
仕方ないので二文字目にはそっと「速」と書いた。

「達速」でも、先方には速達としてちゃんと届いた。

修理



 奥さんが壊した日傘を、娘は修理している。そして、作りと動作原理を無視して使うから壊れる。だからよく見て理解するように、と、要約するとそういう意味の事を言っている。

 私もここ久しぶりにちょっとお休みなので、この間接触が悪くなったカメラのリモートスイッチの接点を直し、外皮がぶっ千切れたオフシューコードを接着剤で修理した。
こういうのははっきり言ってヒマが有るから出来る事だ。忙しかったら、古い物は捨てて新しいのを買っているかもしれない。

じっくり見て考える事が出来るのも、自分で物の修理をするのもヒマだから出来るので、ヒマって大切だと思う。

2017/08/05

それはフクロウナギ



親子で電車に乗って来たその子供が持っていた巾着袋には、子供向けに抽象化された様々な魚のプリントがされていた。席に座るなりしげしげと眺めている。
ひょろ長く顎だけ大きく開いた魚を見つけたその子は、母親にこれ何、これ何と聞いていた。

「君! それはフクロウナギだ。」
と言いたかった。
スマホで本物の写真を見せたかった。

でもそういう自分をなんか変な年寄りみたいだとも思った。
母親は知らないと言っていた。