老人が道に迷って家に帰って来られない理由が、歩いていてたまたま見た脇道に対して、"あの道は何処に繋がっているのだろうか?" と思い始め、その好奇心に抗う事が出来ずそっちに行ってしまうから、というのをどこかで読んだ気がする。
府中街道は宿川原近くを走っているといつも、あの両側に木の茂る切通の坂を登って行く道は何処へ行くのだろうと思っていた。府中街道は仕事帰りに良く通るのだけど、通る度にそう思っていた。
246号線の、やはり二子玉川近く走っていると見える、歩道橋のかかる交差点のあの看板の矢印が宿川原を差している道がどこに繋がっているのか、とずっと気になっていた。この道もやはり、仕事の行き来でよく通るのだけど。
それでこの間の仕事の帰りに246からその宿川原行きの道を曲がってみたら、その道は府中街道に繋がる例の切通の道だった。
大発見と言う感じで嬉しかった。その後自力で家に帰れたから、自分はまだいいと思った。
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