2018/02/23

童謡の破壊力

ここの所連続的に保育園の発表会を撮影させて頂いている。ほとんどの演目は童謡をバックにダンスを踊るというもので見ていてとても楽しいのだけど、影響を受けやすい自分は家に帰っても頭の中でずっと繰り返し繰り返しその音楽が流れる事になっている。
  
 どんな歌か。童謡と言ってもそこは現代で、大正時代の大先生が作った歌とはちょっと違う。どちらかと言うとタイムボカン時代のアニソンみたいな感じだ。でもそれはそれ、子供が喜ぶ要素満載で、スーパーヤオコーの歌が如く強烈に耳に残る。
  
 カレー王国という歌が有るのだけど、いかにもインド風なシタールの音(しかしヨナぬき音階)をバックに、ピッチをずらせて重ねたボーカルが非常に気持ち悪く「毎日カレー、カレー、ガラムマサラにとんがらしでヒー」とか歌う。ボソッと入る合いの手がまた妙に可笑しい。
勿論カレーは食べたくなる。また、今後一生カレーを食べた日にはこの歌が頭の中で再生されると思う。
 
 全員合唱で歌われる虹は強烈で、現場で聴いているとどうしようもない気持ちになる。
(「にじ」という歌は色々あるのだけど「庭のしゃべるが一日濡れて」というやつ)
歌詞の大意は、楽しみにしていた遠足が雨で中止になったというものなのだけど、でも聴いていると、何かもっと悪いこと、例えばガンとか内戦とかでお母さんが死んだ、とかそういう事を連想してしまう。
そしてその歌詞をサビはカノン進行で歌うんでもうあれっすよ。泣けてきますよ。
 

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